こんな世の中だからピアノコンサートの動画作ることになった【メイキング】

雑記

こんにちは。

いやー長く続いてますね、コロナ。

僕みたいな引きこもりで在宅で作業できる人は関係ないやと思いきや

いくつかの演奏会が取りやめとなりそれに伴う作曲編曲の仕事もお流れになったりと地味に被害喰らってます。

もう一年以内に収束とか無理じゃね感が凄い、だって去年4月は今よりも感染者少なかったのに1年続いたわけだし。

ad




ピアノコンサートの動画を作ることなった件

まあそんな情勢下で音楽関係のコンサートも自粛自粛で軒並み中止になってますが

自粛してばっかりでもしょうがあるめぇと実行するコンサートもちらほらあります。

ちなみにコンサートホールを借りるには大体1年前に予約する必要があります、

漫画とかで急に会場押さえたりする展開ありますがあれ無理ありすぎです。

一年前に予約して2月前には会場の人とセッティングとかの打ち合わせしろよ…と。

まあクラシックの話なのでロックとかアイドルとかは違うかもしれないですが
少なくともちゃんとしたコンサートホールはそう。

そんなわけでキャンセルにも多大な政治的決断が必要なので、もうやっちゃえとなるわけです。

でも入場制限かかったり、何だかんだで客足が伸びなかったりするので赤字は覚悟する必要がありますが。

で、今回僕が関わることになったピアノコンサート。

小規模な身内の発表会みたいなものですが、それでも会場のキャパは400人ほど。

でも毎回来るのは精々50人、コロナ下でさらに減るだろうという事で動画を撮ることにしました。

といっても当初の予定としては参加者に送る記念品のDVD程度の扱いでしたが、

なんか僕が動画編集できるらしいと聞きつけた主催が色々と注文を付けてきて
動画撮影編集から配信までよろ、みたいな。

…まあ、お金くれるならいいですけど…

というわけで今回ピアノコンサートの動画を作ることになったのでメイキング的な話をざっくり話ます。

ただ画像使うと問題ありそうなので画像無しです(配信するのに…)

撮影はスマホで

ホールに撮影オプションがあればお金払ってそれでもいいですが

機材が古く、そんなオプションなかったり、色んなアングルをこちらの好きなように撮りたいときは
自分で撮影するしかないです。

じゃあ早速高いカメラ買うか、となりそうですがあいや待たれよ。

別にスマホでいい。

そりゃーたっかいカメラはさぞ凄いでしょうが今回はそこまでの高機能は求められていない。

ネット配信だと容量の問題もあるし、ましてやDVDにするなら後述するけどそんなに高画質にしなくていい。

むしろ参加者は女性なので超高画質でくっきり映るのは嫌という意見もある。

ってわけでスマホでいい。

丁度買い替えたばかりで以前使っていたスマホも問題なく使える(電池の減りは早いが)

ホール全体を見下ろす用に一台、近くで顔と指の動きを映す用に一台。

この2台で十分。

そして固定、下手に動かすとブレブレになるし。

そこで活躍するのが自撮り棒

名前は間抜けですがこれはただ自分の写真を撮るだけのための棒にあらず。


【2021進化版】 自撮り棒 Bluetooth セルカ棒 軽量 無線 三脚/一脚兼用 360度回転 7段伸縮 Bluetooth リモコン 折りたたみ 持ち運びに便利 iPhoneX iPhone8 iPhone7 iPhone/Android スマホ等対応

いまやデジタル撮影用の必須ツールとなっていて、三脚機能やBluetoothによるスマホと連動できるリモコンまで付いています。

まあこのリモコン使うと、無操作で放置してると勝手に電源落として接続が切れたとかで撮影が止まったりするので、長時間の撮影では全く使えなかったりするのですが。

で、その自撮り棒付きスマホをその時記念撮影のために来ていたプロのカメラマンの人にどのアングルで撮ればいいかとアドバイスをもらいながらセッティング。

ちなみに使用アプリはアンドロイドの「open camera」

標準より多機能で使いやすい。

設定は

解像度HD 1280×720
mpeg4 H264
ピットレート 4Mbps
フレームレート 30

撮影時間や容量制限で止まらないように無制限に設定して容量を可能な限り空け、充電も会場の人に延長コードを用意してもらう。

そんな感じでいい感じに録画出来ました。

必ず録音は別撮りで

今回のキモですが

録音は必ず会場の設備で別で録音しましょう。

録画機能はなくても録音は必ずありますので。

理由はもちろんスマホの録音がポンコツだからです。

いや普通に会話とか、ユーチューバーが話すようなのならいいけど、
今回のこれは音楽コンサート。

音質が全て。

クラシックコンサートにおいてはホール録音こそが至高なのでここは外せません。

動画編集ソフトには別アングルの動画をリンクさせる機能がありますが、どうやってリンクさせるかというと音の波形を利用しているわけです。

そして音源ファイル(MP3)と(MP4)を混ぜてもちゃんと認識して、しっかりタイミング合わせてくれます(少なくとも僕の使ってるpremiere preではできる)

そんなわけで音源は会場の人に別で貰いましょう。

本来はデータ(MP3やWAVE)で貰いたかったですが会場が古く
そんなハイカラなもんはないとのことでCDで貰い、そこから取り出してMP3にして利用しました。

編集ソフトで編集

というわけで素材もゲットしたので編集ソフトに放り込んで編集。

使用ソフトはpremiere pro。

まずは不要な部分をカット。

演奏者出てくる→お辞儀(拍手)→椅子調整→集中して引き始める→お辞儀(拍手)→退場。

この椅子調整が居たたまれないのでカット。

もしかしてマニアな人はこの椅子調整も演奏の一部だと憤慨するかもしれないが僕には良さがわからないのでカット。

そしてカットの間にはクロスディゾルブと呼ばれる、なんかモヤっとフィードしていい感じに場面切り替えてくれるエフェクトがあるのでそれを挿入。

今回はカメラ2台使ってるので聴かせどころの超絶技巧の部分はズームで、息抜き部分というか、空間的な広がりが欲しい部分ではアウトのアングルに切り替える。

当然切り替えのときにモヤっとエフェクトをかける。

そして演奏者が間違えたり演奏が止まってしまった時は直せそうなところはカットしてあげる。

この仏のような優しさよ。

修正は相当難しいですが波形を見ながら切り貼りし、つぎはぎ部分はさり気にアングルを切り替えモヤっとエフェクトでごまかす。

うむ、我ながら良い仕事だ。

でも弾き直し方によっては直しようがない部分があったり、頻繁に間違える人はもうええわってなってそのままの部分もあったり、仏の顔も三度までやぞ。

で、いい感じのフリータイトル素材を外部から拾ってきたり、

Elegant Golden Title - Free Premiere Pro Template | Mixkit
Download Elegant Golden Title - a free Premiere Pro Template from Mixkit.

↑これを

↓こう

名前や曲タイトルのテロップ素材を外部から拾ってきてそれを適用。

Lower third coming off a sidebar - Free Premiere Pro Template | Mixkit
Download Lower third coming off a sidebar - a free Premiere Pro Template from Mixkit.

上に漢字、下にローマ字入れるといい感じ。

Two steps lower third - Free Premiere Pro Template | Mixkit
Download Two steps lower third - a free Premiere Pro Template from Mixkit.

最初に作曲家、次に曲名入れるといい感じ。

長いとはみ出るので文字サイズを小さくする。

最後に演奏者紹介のスタッフロールを無人のステージを背景に流して終了。

できたー。

DVDに焼く

さて出来たものをDVDプレイヤーで再生できるようにするわけですがここで注意。

DVDビデオにすると画質めっちゃ落ちます。

今回の動画はHD 1280×720というわりと標準的な画質ですが、どんなに高画質の1920×1080で撮影しようが
DVDビデオにした時点で強制的に720×480にまで解像度が下げられます。

わりとクソみたいな画質です。

処理速度を現すピットレート(高ければ高いほど高画質だが容量も跳ね上がる)も4Mpbsまで下げられます。

まあピットレートは4Mありゃいいじゃろとか思ってるのでいいですがこの解像度はほんとヤバい。

思えばDVDも出始めてから20年、いや30年?

今の時代に合わないのも必然かと思われますが、後継機のブルーレイの普及率が思わしくないというか(ブルーレイなら1920×1080いける)

超絶機械音痴揃いのクラシック演奏家はDVDプレイヤー持ってるかも怪しい。

家の大画面TVでDVD見れるんだろうか…ノートパソコンなら持ってそうだけどディスク入れたら自動で再生できるようにDVDビデオ化させるのが一番なんだろうなぁ(データだと多分そこまで行けない)

というわけで時代遅れと知りつつもDVDビデオにするしかないわけです。

いくら高画質で撮影できる技術ができようともクソ画質なDVDに落とされる、まこと不憫である。

まあそれはさておき焼いていきます。

というわけで僕は昔からDVD焼くときはNEROというソフトを愛用しているので今回もそれを使います。


Nero Platinum 2020 Unlimited

NEROにDVDビデオを作る機能があるのでそれを立ち上げ編集。

ここでする編集はDVDを再生すると出てくる再生メニュー。

これをいい感じにおしゃれに出来ればお金が発生します。

テンプレートを使ってそれっぽく作成。

チャプターも振り分けボタン一発で目的のパートに飛ぶようにする。

背景BGMも動画内から落ち着く部分を切り取ってループさせる。

チェックして完成、おおいい感じだ、これはお金取れる。

そしてDVDに焼く、前に

一旦イメージDVDとして保存します。

イメージDVDはディスクを仮想化してパソコン内に保存して、そのまた仮想のDVDプレイヤーを使いパソコン内で再生できるやつです。

つまりDVDの実物がなくてもデータとしてパソコンに保存できるわけです。

これがあれば無くしたり劣化したり破損しやすい実物を取っておく必要もなくなります。

なによりこれがあれば量産しやすいのです。

実物を入れてコピーを選択して新しいディスクを入れて…とい作業が完全になくなり、

「イメージDVDをDVDにコピー」を選択すれば簡単に焼けます。

まあNEROでこれやろうとするとNEROvideoとNEROバーニングROMという2つのソフトが必要になったりしますが、これらはフリーソフトでも出来ますのでそちらを推奨します。

てことでDVDビデオ完成。

盤面も作る

まっしろな盤面もあれなんでディスクに化粧をしてあげます。

いい感じにすれば面倒なジャケット作らなくてもいいしお金とれる。

ただまあ今回はコンサートのプログラムのデザインをそのまま使います。

スキャンもしくは担当者にデザインデータをもらい「筆まめ」などのデザインソフトを使い盤面を作っていきます。

普段作る場合は主催にイメージカラーを聞いたり、出演者が少ない場合は
盤面に出演者や曲名を書いて埋めたりしますが今回はタイトルのみ。

それでやっと完成。

箱買いしていたDVDケースに入れて手渡し。

あー疲れた。

後日配信、予定?

こんな感じで作っています。

意外と長くなった。

それで、え、これ配信するの?誰が?あ、私ですか、ですよねー…

さて来場者は1,500円払ってるわけだから当然有料配信。

しかしいきなり無名の動画が有料だといわれても見る人いるんだろうか。

この情勢でピアノコンサートに飢えてる人は見たいかもしれないけどクラシックの人ってITとか機械にめっちゃ弱いイメージしかない(実際クラシックの知り合いは例外なくIT弱い)

まあ、やるだけやってみますが何割もらえるんですか?

やっぱり宣伝だよなぁ…どうするか…

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

タイトルとURLをコピーしました