【なろう小説】「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」が面白い

なろう系

こんにちは。

今回も小説家になろうで連載中で個人的にお気に入りの作品を紹介&レビューします。

今日ご紹介するのはこちら

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

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内容紹介

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」は「謙虚なサークル」氏著のファンタジーラノベ。

イラストは「メル。」氏。

まずは公式あらすじ

決闘で相手の魔法に見とれてしまい俺は命を落とした――はずが、なぜかサルーム王国の第七王子・ロイドとして転生していた。王位継承権から遠く、好きに生きることを薦められたロイドはおつきのメイド・シルファによる剣術の鍛錬をこなしつつも、好きだった魔術の研究に励むことに。知識と才能に恵まれたロイドの魔術はすさまじい勢いで上達していき、周囲の評価は高まっていく。しかし、ロイド自身は興味の向くままに研究と実験に明け暮れる。そんなある日、城の地下に危険な魔書や禁書、恐ろしい魔人が封印されたものもあると聞いたロイドは、誰にも告げず地下書庫を目指す。そこで出会ったのは、噂通りの恐ろしい――!?

はい、定番の転生もの。

転生ものといいつつ、現代人が転生するのではなく
その世界の人間が死んだらその世界の人間に転生した、なんだろう、異世界転生ならぬ現地転生?

それじゃあ知識チートできないじゃないかと思われますが、この作品はそんなんじゃなく
魔術を極める話であんま現代知識は必要ない感じ。

と他とは違う感じを出しつつもやってることは異世界転生ものそのものなので(前世平民なのに知識チートしたり)あまり差異は感じなかったり。

そんな主人公は平民ながら重度の魔術狂いで魔術オタク。

しかしこの世界の魔力は血筋がすべて、

強力な魔法は貴族以上じゃないと使えなく、平民ではどんなに知識があろうとたかがしれている。

そんなわけで知識面はものすごい平民の魔術オタクが
貴族の魔術をくらってみたくて試しに受けたらうっかり死んでしまって
魔力チートな王族に生まれて好き放題実験するっていうお話。

コミカライズ版が凄い

なんというかこの作品、こういっちゃなんですが普通です。

物凄い普通の転生もの。

転生して幼児のころから神童ムーブしてこっそり力つけてこっそり活躍して、冒険者になって複数の女の子助けて惚れられて、

とにかく普通。

普通の転生ものを摂取したくなった時に読んで「そうそうこういうのでいいんだよ」って安心するような普通さ。

あまりにも普通すぎて僕は一度読むのやめてしまいました。

そんなある日、何やらやけに評価の高いなろう漫画を見つけました、それがこの作品のコミカライズ。

最初は「へーあれ漫画化したんだ、まあなろう入門にはいいかもね」ぐらいで読まずにスルーしてたのですが、その後も人気をキープ。

どうやら本物らしい。

そして思いました。

これ似たようなタイトルで僕の知ってるものとは別作品なんじゃないのか?

似たようなタイトル大量にありますからね。

そんなわけで読んでみたわけです、漫画版。

そしたら序盤は見たことある話、

やっぱりあれじゃん、

が、

なんか違うぞこれ。

まず絵柄がかなりショタよりで美麗な感じ、

でもよくミサワみたいな絵柄になる。

ここはいい、なろうコミカライズの場合絵柄はうまい下手はあろうが話自体は面白いので読める。

問題は構成だ。

構成は…なんだこれ、

すごい。

こんな料理の仕方があるのか、

これは編集の力なのか漫画家の力なのか、

とにかくすごい。

原作の普通を異常に描いている。

転生者の異常さとか魔術以外はなんの興味も持っていないことの不気味さをこれでもかと強調している。

別にホラーってわけではなくどちらかといえばコメディですが、主人公の異常さを見せるときは大迫力に、決めシーンではカラーで美麗に、

なんかもう別物。

思わず「あれ?こんな話だっけ?」と再び原作を読み直す僕、

うん、安心感さえある普通さだ。

漫画版すごいな!

掲載誌であるマガポケといえば僕的には以前記事にした「鑑定貴族」ですが、

こちらも改変すごかった。

あれかな?

マガポケはなろう原作を徹底改造して売り出す方針にしたのかな?

どちらもかなりの人気を誇っているのでかなり有能なんじゃなかろうか。

でも鑑定貴族の原作好きな僕としてはこの改変はどうなのよと結構眉をひそめているので一長一短ですな。

まあなろう読者よりマガポケ読者の方が圧倒的に多そうなので、少数の原住民は無視されるレベルなわけで。

素人のなろう作家がプロの編集を通して見れる漫画として世に出る、この流れが出来つつあります、

なろうは文章レベルはそりゃあ素人ですがストーリーや世界観は面白いのが多いですからね、

これが新たなビジネススタイルなんでしょう。

この作品はその好例となるんじゃなかろうかと思ったりなんかしてます。

クオリティが低くわりと短命なものが多いなろうコミカライズですが本気だせば一線級になれることの証明ですね、

そういえば「ワンパンマン」とかもそうですね、絵が素人で話が面白い原作にうますぎる作画という。

ただ原作今若干エタってるのでこのペースだと早いうちに終わりそうですが、

鑑定貴族の方もそうなので、もしかしたら編集的には原作者は漫画原作専業にしたいのかもなーとか思ったり、ないか、エタるのは勘弁してくれ。

キャラクター所感

ロイド 主人公 元魔術オタクの平民、現王国の第7王子。王女も含めて7番目なので上に6人いる。人格者で優しい王子、に見えるが結果的にそうなっているだけで魔術意外には全く興味がない、非常に冷徹、身内にはほんのちょっとだけ情はあるようだが魔術関係で利がなかったら見捨てるほど。でもコメディ寄りな作品なので何だかんだうまくいってハッピーエンドになる。物凄く都合の良い耳をしている最上の難聴系主人公。当然王座には全く興味ない。

グリモワール 悪魔 王城地下に封印されていた悪魔。結構上位だがあっさりロイドに敗れ使い魔にされる。いつか逆に体をのっとってやると思っているが人間的に欠陥満載のロイドに対し律義にツッコんだり解説したり心配したりしてくれる相棒。普段は手のひらに封印されていて口だけの存在だが漫画版ではぬいぐるみのような姿で実体化しマスコットのような存在になっている。

アルベルト 兄 もっとも王座に近いと言われる第2王子。魔法に優れ人格者でカリスマもある。ロイドを将来の右腕にしようと何かと世話を焼くが、次第にその実力はこの国に収まるレベルではないと思い、将来の大王にするべく便宜を図ってくれる良い人。

シルファ メイド 卓越した剣技を誇るメイド。ロイドにとてつもない剣の才を感じ最強の剣士にしようと稽古をつけてくる(実際は魔術でズルしてる)過保護メイド枠。

タオ 冒険者 お忍び冒険中に出会う冒険者。こてこての中華娘、語尾は「ある」。魔術とはちょっと違う「気」を操ることから目を付けられた。イケメン好き。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

そんなわけで紹介してきました「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」

現在は3巻まで発売中

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます
転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます3 (講談社ラノベ文庫)

例の漫画版

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

正直漫画版だけでもいいですが原作との違いを楽しむのもあり。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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