【なろうおすすめ小説】薬屋のひとりごと【レビュー】

なろう系

こんにちは。

今回も小説家になろうのおすすめ紹介。

普段はマイナーから一部で有名あたりの作品を紹介してますが、今回はメジャーな作品から。

なんでって最近更新再開して、やっぱこれ好きだわ、ってなったから。

ってことで今日ご紹介するのはこちら


薬屋のひとりごと (ヒーロー文庫)

売れてるものって更新止まりがちなんですよね……この作品は止まりながらもちゃんと更新してくれますが。

そんで奴は有名になっちまった、俺たちとは住む世界が違うんだって感じで、段々疎遠になっていくいんだけど、たまにテレビに映る彼女らを見て、あいつらは俺が育てたんだって、それが密かな自慢で……

ってなんの話だよ、アイドルじゃないよ、小説だよ。

とにかくこの作品は「このライトノベルがすごい」とかに毎回上位に入ったり、コミカライズが2社から出されたりとかなりのメジャータイトル。

え?知らない?おいおい、しゃーねーなぁ、じゃあ古参の俺が教えてやるよ、なんたってこの作品は俺が育てたからな!(激ウザオタク感)

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内容紹介

薬屋のひとりごと」は「日向 夏」氏著の中華ファンタジー風ミステリー。

イラストは「しの とうこ」氏

まずは公式あらすじ

大絶賛を博したあの痛快ミステリーが待望の文庫化。中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が宮中で起こる難事件を次々に解決する。

大陸の中央に位置する、とある大国。その皇帝のおひざ元に一人の娘がいた。
名前は、猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていたが現在とある事情にて後宮で下働き中である。
そばかすだらけで、けして美人とはいえぬその娘は、分相応に何事もなく年季があけるのを待っていた。
まかり間違っても帝が自分を“御手付き”にしない自信があったからだ。
そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。今現在いる二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。呪いなどあるわけないと言わんばかりに。
美形の宦官・壬氏(ジンシ)は、猫猫を帝の寵妃の毒見役にする。
人間には興味がないが、毒と薬の執着は異常、そんな花街育ちの薬師が巻き込まれる噂や事件。
きれいな薔薇にはとげがある、女の園は毒だらけ、噂と陰謀事欠かず。
壬氏からどんどん面倒事を押し付けられながらも、仕事をこなしていく猫猫。
稀代の毒好き娘が今日も後宮内を駆け回る。

舞台は中世中国っぽい世界で転生無しの現地主人公

主人公の「猫猫(マオマオ)」は重度の薬オタク、自分の体を実験体にして、様々な毒を試したため毒の耐性があったり、この時代にしては化学知識が豊富。

そんな薬オタがある日人さらいにあい、後宮に売り飛ばされるところからスタート。

後宮とは言っても妃ではなく下女、つまり下っ端使用人としていやいやながらも諦めて働くことにしました。

早く任期明けねーかなと思っていたらなにやら後宮で呪いがどうとか騒いでいる模様、

様子を見ると薬オタの猫猫にはすぐわかるなんてことない事でした。

それを目立たないように陰からサクッと解決、めでたしめでたし、と思いきやあっさりバレて皇后候補筆頭の姫に気に入られ、姫の侍女として思わぬ出世をしてしまいます。

そこで待ち受けるのは後宮特有のドロドロとした陰謀劇、毒殺や不可解な殺人、いやがらせの無理難題。

面倒事が嫌いな猫猫だが好奇心と人一倍な探求心、それと上司からの頼み(断れない)から事件を次々と解き明かしていく。

そんなお話。

読んだ人の多くはこう思います「なろうっぽくないな」と。

たしかに表に出てる作品はRPG風の舞台で転生者が冒険者になって俺つえーするのが多いですが、探せば結構あるんやで?

ただミステリーは書くのに頭使うわりに人気でないので割にあわないからか書く人少ないですが。

そんな薬屋のミステリー要素はどうなの、といわれると僕的には超面白いんですが、

ミステリーって好きな人はとことん好きじゃないですか、マニアの層も厚くてツッコミも容赦なくしてくるイメージ、そんな人たちにこの作品はミステリーモノとして秀逸、絶対おすすめ、とは怖くて言えねぇ、所詮にわかよ。

にわかなりに面白いと感じたので、ほんのりミステリー好きな人や、普段違ったジャンルを読んでる人には躊躇なくおすすめ出来ます。

ちなみに最初の事件は後宮モノのド定番、鉛入り白粉事件、にわかの僕でも知ってるお約束事件なので作者の力量を疑ったりしてましたが、

その後はちゃんと薬学関連だったり化学反応に絡めたオリジナル、かは分からないけれど知らない事件だったのでいきなり切らないで頂きたい。

事件は解決してもモヤっとする終わりが多いですが(トリックはわかっても犯人は不明のまま等)

後々その伏線が思わぬ形で出てきたり、ここで繋がるのかーと伏線の張り方が上手いです。

ただその伏線、めっちゃ長期スパンなので、二巻くらい後に回収とかザラなので読むときは一気にいかないと「そんな事あったっけ?」となります、それに人名とか中華風なので覚えにくいですしね。

そして後宮モノと言えばほとんどが女性向け、つまり恋愛要素が多分に含まれた作品が多い、というかほぼ全てですが、この作品もどちらかというと女性向けであり、当然お相手となるべく美形のヒーローがいます。

壬氏という絶世の美人の宦官、という設定の男なのですが、

この男、最初こそは「おもしれー女」とかいって近づいてくるキャラなのですが、

猫猫がだんだん男らしくかっこよくなっていくのとは反比例しどんどん乙女化が進んでいきヘタレ化していきます。

当然関係は遅々として進まず、女主人公でのヒーローには厳しい僕も思わず応援したくなるようないじらしさ、そして報われなさ。

猫猫、もっと壬氏様にかまってあげて!と声を上げること必定。

ただしこれはWeb版での話

書籍版ではその辺の話がいろいろ加筆され、糖分が補充されています。

Web版でのサラサラのサハラ砂漠っぷりにヤキモキした読者もこれにはニッコリ、書籍版の満足度は高いです(課金コンテンツみたいだな……)

まあそんな感じの中華風ファンタジー+ミステリー+ほんのりラブコメ

興味のある方はぜひ読んでみてください。

キャラクターについて

猫猫(マオマオ) 主人公 花街で薬屋を営む少女。荒事は日常茶飯事なアウトローな場所で育ったため少々の嫌がらせでは動じない。ソバカス顔のパッとしない容姿だが人さらい除けの特殊メイクで実は美人。普段はクールで淡々としているが薬や毒が絡むとテンションが上がる。好奇心が旺盛で高い推理力を持っているが父兼師から憶測だけでものを言ってはいけないと言われてるので、ちゃんと調査して事件を解決する。

壬氏(ジンシ) ヒーロー枠 絶世の美貌を持つ宦官、後宮を管理して、妃の相談にのったり、問題が起こったら解決したり、よくわからないけど位が高そうな人。万人を魅了するが猫猫は心底イヤそうな顔をするので興味深々。そして猫猫の優秀さに目を付け、なにかと難事件を持ち込んでくる。優秀だが優秀止まりだと思っている努力家で色々頑張っている、猫猫には暇人だと思われている。読者にめっちゃ愛されてる、頑張れ!

玉葉妃(ギョクヨウ) 貴妃 猫猫が仕えることになる上級妃。面白いことが好きで変わり種の猫猫を気に入っている。最も皇后に近いことから、よく毒殺されそうになるため猫猫を毒見役として採用した。

高順(ガオシュン) 壬氏の護衛 壬氏に付き従う護衛。壬氏のむちゃぶりに振り回されていろいろ調整したりする人。猫猫と出会ってからはさらに胃を痛めることとなる苦労人。一番の常識人、癒し

一巻の味方陣営はこのくらい。

ミステリー故にキャラクターが多く、詳細を書くとネタバレ不可避なので控えめに。

さらに後宮なのは最初だけで二巻以降は外に出たり戻ったりといろいろ舞台が変わります。

薬屋のひとりごと

そんなわけで紹介してきました「薬屋のひとりごと

現在は9巻まで大好評発売中。


薬屋のひとりごと 1-9巻 新品セット

書籍版は恋愛周りがかなり強化されてるのでWeb版読むより断然書籍版をおすすめします。展開もほぼWeb版に追いついているのでそのまま書籍専でおk。

コミカライズがなんと二社からされています。


薬屋のひとりごと [コミック] 1-6巻 新品セット

薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~ コミック 1-6巻セット

どちらか好みの方を買えばいい、と言いたいところですが

困ったことに両方とも出来がいい、あとは絵の好みで。

漫画版が原作か?ってくらい面白いのでこちらから入っても全然問題ないです。

当然展開は遅い(漫画3巻で小説1巻)ので、漫画版を読んだら最後、即原作買ってしまう事間違いないでしょう。

というわけで話題沸騰のこの作品、アニメ化ドラマ化も遠い話ではないでしょう、いやドラマ化はきついか?

いまのうちに読んでおいて古参アピールしましょう。

そんなわけで今回はこのへんで。

ではまたノシ

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