【なろうおすすめ小説】失格から始める成り上がり魔導師道!【レビュー】

なろう系

こんにちは。

今回も小説家になろうで連載中の作品からお気に入りを紹介&レビューします。

今日ご紹介するのはこちら


失格から始める成り上がり魔導師道!~呪文開発ときどき戦記~ 1 (GCノベルズ)

やっぱ魔法あるならこれくらいやらないとな!

ad




内容紹介

失格から始める成り上がり魔導師道!~呪文開発ときどき戦記~」は「樋辻臥命」氏著の成り上がりファンタジー。

イラストは「ふしみさいか」氏。

まずは公式あらすじ

生まれ持った魔力の少なさが故に廃嫡された少年アークス。失意のある日、夢の中で「違う世界の男の人生」を追体験したアークスは、そこから得た知識がこの世界では不可能とされていた数々の魔法や技術を実現するための鍵となることに気がつく。自らを無能と蔑んだ人々を見返すため――一度はすべてを失った少年が、異世界知識を武器に立ち上がる!

こんな感じ。

今流行りに流行ってる追放からの成り上がりものの一種。

とはいえ今の粗雑乱造コピー小説があふれる前の作品なので安心です。

一応転生もの?ある日急に夢で「男」の人生を追体験したら性格やらなんやらがその夢に影響されて変わっているので明言はされてないけどほぼ転生もの。

冒頭でいきなり廃嫡されて名門貴族からどん底へ、そこから現代知識チートで成り上がるよ、というお話。

なに?そういうの100回は見た?

うるせぇ俺はこういうの好きなんだよもっとよこせ。

さらに内容がよければもっと良し。

というわけで、魔法使いの名家に生まれたアークスは、魔力量が家の基準に満たないからと廃嫡されてしまいます。

といっても6歳なので追い出されるわけではなく、屋敷にとどまるものの、親からは虐待され使用人からは無視され、唯一慕ってくれる妹からは引き離され地獄のような生活を強いられます。

そこで頼ったのが同じように魔力の問題で家を出た叔父。

叔父に助けてもらい、なんとか生きていけるようになり、願ったのは両親を見返すこと。

魔法を極め大魔導士となり、廃嫡させたことを後悔させてやると決意しました。

こうしてアークスは様々な努力をし、数々の功績を上げ、実家の両親にざまぁするために頑張るのでした。

というストーリー。

この作品はよくある話でありながら設定や世界観が練りに練ってありとても深く物語に引き込ませてくれます。

中でも魔法の設定が面白い。

同作者の前作


異世界魔法は遅れてる!1 (オーバーラップ文庫)

これ↑もそうでしたが

魔法の設定凝りまくってるんですよね、多分こういの好きなんでしょう。

あんまり凝りすぎると読者が理解を放棄することもあるのでやりすぎ厳禁ですが、この作品は割とわかりやすくて、さらに独特なので程よく興味深く読めます。

どんなかっていうと、この世界で魔法を使うには紀言書と呼ばれる魔導書を読み解き、その中にある言葉を組み合わせて発動する、とざっくりいうとこんな感じ。

なんのこっちゃですが、紀言書で風が吹くシーンがあったらその部分の言葉をいい感じに組み合わせると風がおこるみたいな。

まあここで説明してもアレなんで実際読んでねとしか言えないですが、

とりあえず無詠唱で凄い魔法使って魔力無限で俺つえーみたいな話では全然ない

むしろ頑張って詠唱作って少ない魔力でやりくり、俺よえーけど知恵と工夫で頑張るぞい、という話。

とはいえ現代知識のおかげでその紀言書の解読が人より深いのと、科学知識により重力や磁力、銃弾などそれなりにチートしてます。

でも努力や研究、検証シーンが多く、よくあるかるーく成り上がるものとは一線を画した面白さがあります。

サブタイトルに「ときどき戦記」とありますが戦記らしくなるのはちょっと地位が上がったあとなので3巻以降になります、それまでは部下も2人だしそもそも子供なので。

その戦記部分がまー面白い。

もうときどきといわずガッツリ戦記でいいんじゃねと思わざるをえない。

主人公の頭の良さはこの世界では突出してるので、陰謀を暴いたり、敵の動きを予測したりと独壇場、

さらにオリジナル魔法で無双したりと大活躍、

そしてちゃんと評価されてしっかり地位も上がるので気持ちよく読めます。

ただ敵も強いのでボス戦では魔力量が少ないのもあり結構苦戦しますが、なかなか熱いバトルを繰り広げます。

そしてこの作品、かなり中二レベル高い。

なろう作者は突き抜けた中二セリフは恥ずかしがって避ける傾向がありますが、

この作者キメるところはめっちゃキメます。

まあ魔法の設定や呪文のルビを見ても相当だと察せされますが、

ノってる時の文章は恥ずかしいを突き抜けてカッコいいまで昇華しています。

ちなみに前作は全編通して中二だったので結構きつかったですが、今作は盛り上がるシーンだけなのでメリハリがあって、こういう使い方なら全然あり、みたいな印象でしたね。

魔法・魔道具開発+中二魔法バトル+戦記+成り上がり、これらがミックスされて高いレベルでまとまってます。

面白いです。

キャラクターについて

https://m.media-amazon.com/images/I/51Q76k2GuUL.jpg

アークス 主人公 「あの男」の人生を追体験したことにより現代日本の知識を手に入れた。魔力量が低いと廃嫡されたがそれでも一般的な魔法士程度はある。背が低く女顔なのを気にしている。割と自重しない。

スウ 謎のヒロイン 路地裏で悪漢にさらわれそうになっていたところをアークスに助けられるというコッテコテの出会いをした少女。魔法が大好きでアークスと一緒に勉強したり遊んだりする。なんか貴族っぽいけど言及はしない、秘密が多そう、一体何者なんだ(棒)

クレイブ 叔父 溶鉄の魔導師と呼ばれる国最高の魔導士の一人。アークス同様魔力量のせいで追い出されたがめっちゃ強くなって帰ってきた、いろいろな意味で目標。

リーシャ 妹 家の中で唯一の味方、もちろんブラコン。兄に変わって家を継ぐことになったがリーシャには色々実力を見せているので、そんな規格外な兄に追いつこうと物凄く努力をしている。

ノア 従者 アークスの最初の部下。超有能な執事のような男で毒舌&皮肉屋。ドSで面白い事が大好きなヤバい人だが従者としてアークスに忠誠を誓っているのでとても頼りになる。従者なので大体一緒に行動してる。

カズィ 従者 いろいろあってアークスの従者になった。これまた有能な魔導士。ぱっと見ならず者。基本アークスとノアとカズィの三人で行動する。

ヒロインは少なく、どちらかというと男が多い、というか基本従者と3人で行動してるので男所帯。

そのかわり謎のヒロインスウのヒロイン力はかなり高い。

ハーレム嫌いな僕としては丁度いいくらいだけど、たまにハーレムの片鱗が見え隠れするので油断はできない。

どのキャラもとても個性的でテンプレ感が全然ないです。

失格から始める成り上がり魔導師道!~呪文開発ときどき戦記~

そんなわけで紹介してきました「失格から始める成り上がり魔導師道!」ですが

現在2巻まで発売中。


[まとめ買い] 失格から始める成り上がり魔導師道!~呪文開発ときどき戦記~

2巻は1章まるまる新規書き下ろし(3章構成)

3巻以降からの展開が個人的に好きなので待ち遠しいです。

コミカライズもされていますが単行本はまだ


【無料】失格から始める成り上がり魔導師道!【単話版】 第1話 (コミックライド)

挿絵の人がそのまま漫画版描いてます。

Web版の更新ペースがゆっくりなので3巻出たら追いつきそうな勢い、

なので書籍版から入っても追いつきやすいです。

もっとペース上げてくr

是非読んでみてください。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

タイトルとURLをコピーしました