【なろうおすすめ小説】異世界のんびり農家【レビュー】

なろう系

こんにちは。

今回も小説家になろうで連載中で個人的に好きな作品をゆるっと紹介&レビューしますよっと。

今日ご紹介するのはこちら


異世界のんびり農家 01

このノリめっちゃ既視感あるw

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内容紹介

異世界のんびり農家」は「内藤 騎之介」氏著の異世界スローライフファンタジー。

イラストは「やすも」氏。

まずは公式あらすじ

闘病の末に命を落とした青年・火楽(ヒラク)は、神様によって蘇生され、若返って異世界に転移した。
第二の人生、のんびり農業を楽しむために!

神様に授けられた『万能農具』を手に、自由気ままに異世界を切り拓く!
そこに天使や吸血鬼、エルフに竜まで現れて……。
あっという間に村になり、気付けば俺が村長に!?

スローライフ・農業ファンタジー、ここに開幕!

神の手違い(?)によって不遇な人生をを送った主人公が死後、神と会い転生させてくれる上に何でも望みを言うがいいと言われ、願ったのは健康な体農業がやりたいということ。

なんで農業かというと、入院中に見てたアイドルが農業やるあの番組見てたから、というふわっとした動機で特に農業知識があるでもなし。

そんな天然だけど前向きで大雑把な主人公が、おまけでくれたチート神器「万能農具」を使い畑を作って、仲間を集めて、村を作って、そのまま畑作るお話です。

この作品、とても独特な文体をしています。

主人公の「」付きのセリフがほとんどなく、基本主人公のモノローグオンリー、主人公がト書きで、~なのか?とか~するように、とか書かれてその後他のキャラが一行程度セリフをしゃべる、みたいな。

うん、なんて書けばいいかわからんけど、とにかくすっごい独特。

そしてこの文体、僕めっちゃ見たことあります。

最初読んだ時はファンの人かな?リスペクトかな?と思いましたが改めて作者さんをググると答えが出てきました。

内藤騎之介ってソフトハウスキャラのシナリオライターやんけ!

ソフトハウスキャラはまあざっくり言えば美少女ゲーでありながらSLGやRPGとして遊べる要素が売りの界隈では誰もが一度は手にしたことのあるメーカー。

有名どころでいうと「巣作りドラゴン」とか。

僕も何作かやっていて、ゲーム自体ももちろん面白いですが、シナリオも面白いのでかなり贔屓にしているメーカーなんですよね。

つまりファンの人とかではなく本人が書いてた、マジかよここなろうだぞ?うおーすげーマジかーと謎に感動しましたね。

そんなわけで若干信者フィルターかかってるかもしれないですが作品紹介に戻ります。

主人公の街尾 火楽(まちおひらく、本編ではめったにこの名前呼ばないので以下村長)は転生ではなく転移、若返り健康な体で異世界の深い超危険な森の真ん中に放り出されました。

普通なら即死間違いなしですが、神器たる万能農具は、願えば鍬になったりノコギリになったり槍になったりする優れもの(しかも超強力)。

健康な体とも相まって超強い魔物も一撃で倒せます。

どんな固い土や木もあっさり耕せるし、念じて鍬を振るうだけで種がなくても高品質な野菜が生えてきます。

そんなチートすぎる農具のおかげで村長はゆるっと拠点の村を築きあげていきます。

そんな(本人は無自覚ですが)強者の村長のもとに様々な住人がやってきます、

森の中なので狼や大蜘蛛、吸血鬼や鬼などの人外ばかり

しかも彼らは揃いもそろって伝説級の強者ばかりーーでも村長は自分がそんなに強いわけがないと思い込んでいるので気にせずマイペースに村の開拓をします、住人も村長にはかなわないので大人しく暮らします。

こんなノリ、基本恐ろしいバックボーンを持った人外が村に現れ、異常な戦闘力の村にサクッとやられ、新たな住人となり平和に暮らしていく流れ。

開拓系にありがちな、他の領から攻められるとか、貴族になるとかそんなことは一切なく、

ずっと周りは森だけだし村のまま、村長も村長のまま。

まさにタイトル通りののんびり農家。

たまに入る別視点で実はこのキャラはこんな凄い存在で~とか、

村長が遊びで開発したものが世界的に影響を与えてたりとかが淡々と語られます。

ひたすら淡々と進みます、熱い展開とか皆無、村長含め年取らないのばかりなのでサクサク一年が過ぎる。

そんなマジもんのスローライフノベルですが困ったことが一点。

前述のとおり基本1エピソードが終わると新しい住人がやってきてまた1エピソードが始まる、というサイクルになっています、でもエピソードはそんな長くない。

連載も結構長く、更新もしっかりされています、それゆえにキャラが際限なく増え、しかも種族ごとに似通った名前なのでもはや名前で覚えるのは不可能なレベルになっています。

作者さんも毎回登場人物の軽い紹介をあとがきに入れたりと親切ですがいったいどこまで増えるのかという点が困りどころであり、この作品の売りとも言えます。

この物語はとくに目標とか倒すべき敵などもいません、そのくせ伏線らしきものや考察できる箇所が多々ありますがとくに回収されず、まったく終わる気配がありません。

ひたすら拡張&増殖をするこの村に終わりはあるのか、村長はいつまで村長でいられるのか、

まあそんなことは気にせず頭からっぽにして、このゆるすぎるスローライフに浸るのが正解なのでしょう。

仕事や人間関係に疲れた人に特におすすめです。

キャラクターについて

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街尾 火楽 主人公 村長。基本村長としか呼ばれないのでたまに名前が出ると誰?ってなる。常識人で善良だが地球の常識なので異世界の常識とのギャップに悩む男。超絶チートの万能農具のおかげで最強クラスの戦闘力を誇るが本人は大したことないと思っている。

クロ 狼 最初の住人(?)でインフェルノウルフと呼ばれる一匹で街に大損害を与えるモンスターだが村長にとってはただの犬。年が経つごとに子孫が増えていき村にはとんでもない数のインフェルノウルフがいる。

ザブトン 大蜘蛛 狼の次の住人(?)イリーガルデーモンスパイダーと呼ばれるこれまた厄災レベルのモンスター、村長にとっては服とか作ってくれる良いやつ。話が進むごとに隠された設定が出てくる。いまだその正体は不明。

ルールーシー ヒロイン 伝説級の吸血鬼。村に来たところクロたちにボコられて何だかんだと嫁になった。薬草学だったり魔法学だったりが得意でそちら方面の発展に寄与する。

ティア ヒロイン 最強の天使族。ルールーシーのライバルで彼女を追って村に迷い込んだがクロたちにボコられて何だかんだと嫁になった。

ドライム ドラゴン 近くの山に住むドラゴン。村の食事を気に入り妻子に隠れてしょっちゅう遊びに来る。

リア エルフ 森の中でサバイバルしていたがティアにスカウトされ一族ごと移り住んできた。家とか作ってくれる。

魔王さん 魔王 魔王領の王様、めっちゃいい人。魔王としてかなり強いが村の住人の方が強い。よく遊びに来る。 

うん、もの凄い数の登場人物いるので取りあえずよく出てくる種族のリーダーだけを抜粋。嫁も子供もどんどん増える。

なのにハーレム感があまりないのはなぜだろう、恋愛描写が限りなく薄いからだろうか……

異世界のんびり農家

はいそんなわけで紹介してきました「異世界のんびり農家

書籍版は現在8巻まで好評発売中。


[まとめ買い] 異世界のんびり農家

コミカライズ版も好評発売中。


[まとめ買い] 異世界のんびり農家

もう6巻まで出てます。

このコミック版、絵柄がソフトハウスキャラ感あってなんかしっくりくるw

出来も良いのでコミック版から入るのも全然ありです。

好きなゲームのシナリオライターの新作がこうして読めるんだからなろうはやめられない。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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