こんにちは。
今回も小説家になろうで連載中の作品を紹介&レビューしていきますよ。
早速ですが今日ご紹介するのはこちら
はい、読んでます。
アニメ放送も近いのでこの機会に紹介しておこうかなという軽い気持ちでひとつ。
なろうアニメは当たりハズレが大きいから怖いですが、今のところ女主人公ものはハズレていない(売り上げは気にしない)ので多分期待していいんでしょう、たぶん。
内容紹介
「くま クマ 熊 ベアー」は「くまなの」氏著の異世界トリップファンタジー。
イラストは「029」氏。
まずは公式あらすじ
引きこもりゲーマーのユナが、いつものようにファンタジーRPGゲームにログイン! すると、可愛いクマの装備を身につけて、自分が知らない森の中に!? 装備も変だし、レベルも1に戻ってるし、ゲームがバグった? それとも、まさかの異世界に来ちゃったの!? クマ装備はへんてこだけど、かなり強くて手放せない。冒険者ユナ、最恐クマっ娘として爆誕です!
はい、ゲームのような異世界にチート装備貰って無双する話です。
こういうの、なろうには無数に同じようなのがありますがこの作品は「主人公が可愛い女の子」という部分で差別化がされています。
逆に言うとそれ以外はやってることほぼ同じです。
いやいやまてまてそんなはずはない、よく思い出せ、なにせ連載長いから初期は記憶が薄い……
特徴を端的に書きだすならば、
- 女主人公
- 基本ソロ
- とにかくクマ
- 恋愛要素は無く、男はほだいたいモブ
- 幼女を愛で幼女を助ける、ヒロインは幼女、幼女ハーレム
- くま装備は最強だが脱ぐと弱い
- かわいい
このあたりかな?
この物語は株で大金を手にし人生をクリアしてしまった15歳の少女が学校も行かず引きこもってゲームしてたら
謎のくま装備を貰って異世界に飛ばされる話です。
そんなコミュ障で大人を見下し切ったクールな女の子なので仲間も作らずに一人で異世界を気ままにブラブラし、
困っている人を見つけたら気まぐれに助けたり、クマ装備を馬鹿にしてきた冒険者をボコボコにしたりします。
始めは戸惑ったり、あまりにも異常なクマ装備を恥ずかしがったりもしていましたが、
所詮はゲーマー、すぐに受け入れ冒険者として狩りをしてあっという間に快適な異世界ライフを手に入れます。
そして気の向くままに商売したり慈善事業したり王様を手伝ったりします。
基本クールで無関心な彼女ですが、幼女にとても弱いという弱点があります。
泣いてる幼女がいれば即座に助け原因を排除し、その圧倒的なチートでアフターケアも万全、過剰なほど保護し過剰なほど物を与えます。
これあれだね、モチーフは森のくまさんだわ。
とにかく幼女を守る謎のくまさん、幼女には大人気だが大人にとってはめっちゃ強い熊の着ぐるみを着たなにか。
そんなクマが国の大きな問題をことごとく解決する、そんな痛快冒険活劇?となっております。
ちなみに主人公はよく狙われるので防御力最強のくまの着ぐるみを脱ぐことが出来ません、脱ぐと防御力紙なので、つまりずっとこの格好で世界をめぐります、徹底しておる。
うーん改めて考えても異世界主人公がチートで無双する話と何も違わないわ、ギルドで絡まれたり、レストラン作って話題になったり、急に沸いた強モンスターをあっさり倒したり、孤児院を救ったり、村を救ったり……
まあ嫌いじゃないんですけどね、そういうの、そしてやっぱり女主人公でやるというのが良い、無駄にハーレム増えることもないし(ただし幼女のファンは増える)、恋愛要素でヒロイン同士がギスることもない、男は見た目がクマなので近づいてこないし、
なんか快適なんですよね、漫画で見るとわかりやすいですが常に着ぐるみなので可愛いし。
それに意外とこういうので女主人公少ないんですよね、あってもだいたい超絶美少女設定で気持ち悪い男が寄ってくる、まあこれもそういう設定だけど男寄ってこないのですごく快適。
文体もライトで会話文多め、展開もゆるく、バットエンドなんてない、非常にイージー。
あ、そうそう、この作品の良いところとしてバトルシーンがありました。
バトルシーンが上手いというか非常に読みやすい、何といっても余計な会話がない。
ラノベとかでよく戦闘中べらべら喋って「はよ戦え」や「今のうちに切れば?」「時間どうなってんの?」というストレスが一切ないし緊迫感が凄い、緊急シーンも「喋ってないではよ逃げろよ」といったことがない、
これは読んでいてとても感心したのを覚えています。
「くま クマ 熊 ベアー」はそんな作品です。チート異世界ものに慣れてない人は多分ハマるんじゃないかなと思います、慣れてる人はハマらずともまったり読める作品です。
キャラクターについて

ユナ 主人公 15歳にして人生悟りきった美少女。クマ装備は恥ずかしいが最早手放せない、バカにするやつはぶっ飛ばす。未来のVRゲームで鍛えた反射神経と剣術は異世界でも通じるぞ。女子供にはやさしいが男にはたとえ王様だろうと雑、とても雑。
くまゆる&くまきゅう 召喚獣 両手に装備したくまさんパペットから召喚されるクマ、「きゅー」となく。相棒兼乗り物、片方を可愛がると片方が拗ねる、バランスが大事。
フィナ ヒロイン 最初に森で出会った幼女。いろいろ大変な生活をしていたがユナに救われた。その後いろいろ冒険に付いてきたり、仕事を手伝ったりと何かと一緒に行動する。
ノアール お嬢様 ユナの拠点の町の領主の娘。クマが好きでよく遊びに来る。
クリフ 領主 何かと頼み事を持ってくる。いい人。
フォルオート 王様 王女様(幼女)につられてユナがのこのこやってくるので何かと頼み事を持ってくる。
ミレーヌ 商人 商人ギルドの偉い人。ユナが持ってくる異世界の商売に興味津々。
他多数 もの凄いキャラ多い、けど基本ソロだしあんま語ることないモブも多い。
くま クマ 熊 ベアー
そんなわけで紹介してきました「くま クマ 熊 ベアー」
現在は15巻まで発売中

くま クマ 熊 ベアー 1-15巻 新品セット
何といってもイラストが可愛い、文字でクマの着ぐるみどうの言われても想像し辛いですが、この作品はイラストの力が非常に重要だと思われるのでなるべく書籍版から読みましょう。
新刊16巻が9月25日に発売。
くま クマ 熊 ベアー 16【電子版特典付】 (PASH! ブックス)
コミックスも4巻まで好評発売中
やっぱ漫画版はクマ感がわかりやすい。
新刊5巻も9月25日に同時発売

くま クマ 熊 ベアー(コミック)5 (PASH! コミックス)
10月7日アニメスタートなのでこれ賭けてますわ。
アニメいったいどうなるんでしょうね、やっぱりクマ花子と呼ばれてしまうのか、それとも覇権とってしまうのか、
なろうアニメほど緊張するのはないで……
そんなわけでアニメ化までの予習として手に取ってみてはどうでしょうか。
というわけで今回はこの辺で。
ではまたノシ
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