【おすすめなろう小説】現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変【レビュー】

なろう系

こんにちは。

師走ということで色々と忙しい方もいらっしゃるであろう今日この頃。

僕も例にもれず何かとやることが溜まってさあどうしようという近況です。

そんな年末にふと思ってしまいました。

あー少女漫画にありがちな現代日本の超上流階級学園転生ラブコメ読みたいな~」と。

あろうことかこのクソ忙しい時に。

そして最近のランキングはもう遅い系が氾濫して見るに堪えないので検索。

「現代 転生」で、大抵の現代転生ものはハイソな設定なのでそれで十分。

そして一番上の作品を見つけました、見つけてしまいました。

悪役令嬢もので現在440話超えのこの作品、ハマったらヤバいと思いつつ読み始めたら案の定ドはまり。

200話あたりまで読んで鉄(紙)の意志で一旦止めて締めり切りヤバい仕事片づけてブログ更新←今ここ

この時期に新規開拓はマジで危険なので止めよう(マジで)

というわけで今日ご紹介するのはこちら


現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 1 (オーバーラップノベルス)

悪役令嬢恋愛ものだと思ったら戦記ものだった

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内容紹介

現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変」は「二日市とふろう」氏著の悪役令嬢転生もの

イラストは「」氏。

まずは公式あらすじ

2008年9月15日、リーマンショック勃発。
ある女性もまた時代の敗者となり――現代を舞台にした乙女ゲームの悪役令嬢・桂華院瑠奈に転生!?
時はバブル崩壊後の金融機関連鎖破綻前。
少し違う歴史を歩んだ世界で過ごす瑠奈は、大学進学に悩むメイドをきっかけに桂華グループの財政状況を知る。このままでは破滅の一途を辿るばかり。
身内を救うべく執事の橘と向かった極東銀行で一条支店長を巻き込み、瑠奈は前世の知識を元にハイテク関連の投資を行う。そうして得た莫大な利益で、これからの生活に安堵したのもつかの間――。
「助けてください。お嬢様」
北海道開拓銀行に勤める銀行員の土下座から訪れた日本経済最大の試練――不良債権による連鎖破綻の悪夢が襲いかかる。
「ならば、手は一つしかないわ」
報われないかつての『時代』の流れに抗うため、瑠奈が打つ起死回生の一手とは……!?
「小説家になろう」発、現代悪役令嬢日本再生譚!

舞台は第二次世界大戦で「全面降伏」ではなく「降伏」を選んで華族が存続したちょっと変わった現代日本、いわゆるIF世界。

主人公の桂華院瑠奈は没落寸前だけど華やかなりし公爵家、の当主の亡き弟の娘。

その瑠奈に転生したのはいいけどこれって前世で大好きだった乙女ゲーの世界!?しかも瑠奈って悪役令嬢!どうしよう、このままでと破滅しちゃう!

というありがちな導入……からのまさかのガチ経済戦記ものだとは思いませんでした。

この作品は不景気に敗れ無念のうちに野垂れ死んだ主人公が、バブル崩壊後からリーマンショックまでのいわゆる失われた20年を、未来知識と家柄とラスボスのチートスペックを駆使して不景気に復讐する痛快日本経済立て直し物語となっています。

あの時ああしていれば今の不景気は無かったのに、というIFを様々な文献から読み解き、悪役令嬢ものに落とし込んだ異色の作品です。

ただし小難しい経済用語や法律、現代史が頻発するので素人にはおすすめできない、と思ったけどなんか勢いがあるので素人でも面白く読めます。

僕は経済とかよくわからんし不景気の原因も名前程度しか知らなかった平民でしたが非常に楽しめています、

が、

特定の政治思想や経済思想を持ってる人が読むとなんか怖そうなので読まない方がいいかもしんない、ifはifとして楽しめる人だけ読んでほしい、読んでも感想欄で暴れないでほしい、切実に。

一応恋愛ジャンル

そんな今作ですがなろうでのジャンルは「恋愛」となっております、

恋……愛?

たしかに元は乙女ゲーなので超上流階級のチートスペックイケメンが3人出てきてなんかいろいろラブに発展しそうな要素がちょいちょい挟まれますがこの辺はもはやエッセンス程度。

メインのお嬢様による経済無双パートが面白すぎて濃すぎるのでほんとおまけ、そもそもメインで有能なおじさんや手ごわいおじさん、忠誠心の高いおじさんを手のひらでコロコロしてるのに小学生の相手は気が抜けるというか(幼~大まで一貫校で小学生編だけでももの凄い量ある)。

イメージ的にはコ〇ンの小学校パート。

とにかく魑魅魍魎渦巻く経済パートの幕間に平穏な学園パートが挟まるという構成になってます。

始めは無力なイケメン三人ですが、主人公に触れ、対抗心を燃やしそのチートスペックを発揮しどんどんお金を稼ぐようになります、小学生なのに何億円と。

ただし主人公は小学生なのに何兆円と稼いでいます。

この子たちが読者に超愛されてるお嬢様の相手にと納得できるレベルにまで成長するのかも見ものです。

お嬢様無双が痛快

この主人公のお嬢さま、ラスボスの悪役令嬢らしく、身体スペックがチート過ぎるレベルで盛り盛りです。

歌が世界レベルで上手く運動神経も軽く全国優勝出来るレベル、

容姿はロシア人の最高位貴族の血を半分引き金髪、そして半分は日本の最高位貴族の血。

正直やりすぎなんでもう少し抑えてもいいくらいですがやはり凄いのがその経済手腕とカリスマ。

初っ端の幼稚園時からなけなし(!?)の5億円をIT関係に投資し一気に大金を手にし、それを元手に日本の景気低迷の原因になる銀行や企業を次々と買収、立て直しさらに未来知識で全力投資、そして買収、とどんどん勢力を伸ばしていきます。

北海道の銀行や四国の鉄道など日本全国に手を伸ばし、

小学生時代ですでに何兆円というお金がポンポン飛び交います。

その札束ビンタで日本の総理や米国の大統領などに恩を売り強い影響力を持ち日米を相手に暴れまわります。

ついたあだ名がリトルクイーン。

もうね、痛快ですわ。

出てくるお偉いさんや企業も現実の名前をモジった程度で業績なども同じなので知っているとさらに面白い。

丁度その時は小渕総理や小泉総理やポッポとかの話題になったときなので政治的なやり取りが興味深い。

でもなろうにありがちなふわっとした設定ではなく、一つ一つちゃんと文献から調べてかなりしっかりした設定になってるのでかなり読み応えあります。

ただでさえ面白い現代IFを絶対的人気の転生もの、さらに悪役令嬢もの、上手い具合に合成されてもう読むのが止まりません、だからブログ更新止まっても仕方のない事なのです(言い訳)。

とにかく少しでもニュースを見ていて、さらに1990~2010年代を知っている人はには絶対おすすめできます(つまりおっさん向け

若い人でも今の日本の景気低迷の原因はなんだったのかとか勉強になっていいですよ。

キャラクター所感

桂華院瑠奈 主人公 我らが女王様の主人公。転生者で悪役令嬢として高校三年生で落ちぶれるらしい。なんでも出来るチートボディの持ち主だがその才能を日本経済救済に注ぎ込む男らしいお嬢様。ロマノフ家の血を引きその気になれば王様にもなれる。お嬢様のお買い物は店ごとポンとお買い上げするレベルで一見傲慢なお嬢様だがその資金は自力で稼いだものなのでだれも文句言わない。

 執事 第一の家臣で先々代から使える執事。幼過ぎるお嬢様の表の顔として手腕をふるう有能過ぎるじいや。

一条 銀行員 第二の家臣で最初に手に入れた銀行の支店長だったがお嬢様の第二の表の顔として活躍してたらとんでもない地位にまで上り詰めてた有能な男。

帝亜栄一 攻略キャラその1 万能俺様キャラの攻略対象にしてメインキャラっぽい人、原作では婚約者。帝亜の元ネタは車のトヨタ。つまりとんでもない大企業の御曹司。転生してないのに瑠奈以上のスペックを持つ、がスペックは上でも瑠奈は大人の世界で荒稼ぎしてるので置いてかれないように地道に頑張っている。はたして18歳までに保護者(作品内の瑠奈の部下、と読者)が納得する恋のお相手となることが出来るのだろうか。

泉川裕次郎 攻略キャラその2 父親が大物政治家の攻略対象。政治家らしく根回しとかそいうのがうまい

後藤光也 攻略キャラその3 家が官僚一族の攻略対象。瑠奈含むこの四人で常に成績トップを争い、よくつるんで子供らしくない会話を喫茶店でする幼馴染たち。男三人は精神は大人の瑠奈に負けまいとそれぞれ必死に努力することになる。

小鳥遊瑞穂 ゲームの主人公 原作乙女ゲーの主人公、だが出てくるのはずーーーーーっと先。

春日乃明日香 友人 幼稚園で出会った初めての友達。国会議員の娘で選挙区が愛媛なのでみかんが大量に送られてくるためしょっちゅうみかんばらまいてる。瑠奈のチートを気にしない大物。

開放院蛍 友人 明日香の後ろに良くくっついている影の薄い友人。なにかとファンタジーな存在で座敷童的な女の子。

渕上総理 瑠奈のいう事をよく聞いてくれる良い総理、電話好き。

恋住総理 ライオンヘアーなカリスマ総理。いい人ではあるが公約に財閥解体を掲げているため瑠奈のライバルとして対峙する。

現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変

そんなわけで紹介してきました「現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変」

現在は一巻まで発売中


現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変 1 (オーバーラップノベルス)

金髪幼女がマネーウォーズするこの作品、是非読んで見てください。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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