「月に寄りそう乙女の作法」という神ノベルゲー

なろう系

あけましてこんにちは。今年もよろしくお願いしますm(__)m

さて新年最初の投稿はどうしようかなとだらだら過ごしはや8日、だらけの極み達しゲームでもしようと久々に起動したこのゲーム。


月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~ – PS4

月に寄りそう乙女の作法

まああれです、ギャルゲーです。

そもそも僕がラノベを読み始めた源流は「Kanon」だったりするので結構こういうのやってます。

というかなろう作家の多くがギャルゲーフォーマットなのでなろう読者との親和性が非常に高いので、やったことない人はやってみるといいですよ、ただし名作に限る、当たりはずれがひっじょーに大きいので。

というわけで普段はなろう小説ばっかとりあげてますが、昨日久々に読んで(何度目かの)感動したので紹介します。

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内容紹介

月に寄りそう乙女の作法」は「Navel」社から出てる恋愛ノベルゲーム。通称つり乙

まずはwikiのあらすじを抜粋

日本の財界を代表する大蔵家の一族の非嫡出子として生まれた大蔵遊星は、望まれぬ子供として冷遇されて海外で育ってきた。母違いの兄・衣遠によって日本に戻されたはいいが、目指していたファッションデザイナーの才能がないとの烙印を押され落胆。そこへ、憧れの存在であるジャン・ピエール・スタンレーが設立する「フィリア女学院」の開校を知り、妹・りそなの協力を得、女装して入学することを決意。りそなの友人であり、新年度よりお金持ちだらけの特別教室へ入学する桜小路ルナのメイドとして、登校することとなった。

ルナが住む「桜屋敷」には、スイスからの留学生ユルシュール=フルール=ジャンメール、旧華族の家柄である花之宮瑞穂、遊星が少年時代に出会っていた庶民派社長令嬢柳ヶ瀬湊が、それぞれのメイドとともに住むこととなり、フィリア女学院へ通うこととなった。遊星は男性であることがばれることなく、過ごすことができるだろうか。

服飾の勉強がしたくて女装して尊敬する人物が経営する女子校に通ってヒロインたちと交流しながらトップデザイナーとしてグランプリを目指すよという話。

一時期流行って今も定期的にでる女装侵入もの、名作が多い、

重要なのはメインヒロインの桜小路ルナのストーリー。

このヒロインの話があまりにも素晴らしく最高の一言。

というか舞台設定からなにまですべてこのヒロインに合わせたようなもので、他のヒロインは取りあえず数揃えてみました感が凄い。

といわけでここではルナルートのみの話をします、というか他のヒロインの話めっちゃ薄いので。

高品質な百合(?)

主人公の朝日は男だけどメイドとして桜小路ルナというアルビノのお嬢様に仕えます。

このお嬢様、体は弱いがデザイナーとしての才能に溢れ、性格は気高くかっこよく、不遇な人生でも屈することない鋼のメンタル、高いカリスマというまさに理想の主人。

そんな主人に生粋の従者体質の朝日は骨抜きにされ、高い忠誠心で完璧にお世話します。

始めは孤高だったルナも次第に心を開き朝日を可愛がり、大切な従者として、また服飾のパートナーとして良い関係を築きます。

そして次第に朝日に心惹かれていくルナ、相手は女の子なのに、いけない、不純だわ……

もうね、完璧に百合ですわ。

その辺の適当に女同士抱き着いて好き好き言ってるキララ系のやっすい奴とは全然違う。

この繊細な心理描写こそが百合なんだよ!作者わかってるわぁ。

まあただ、主人公は男なんだけどね、朝日自体男であることを忘れるくらいの心酔っぷりなので、オチは兎も角、過程は高品質な女主人×メイドの耽美な百合ストーリーが楽しめます。

最初から女でいいじゃんとおもわれがちだけど、この手の女装ものは普段は誰よりも女らしい主人公がヒロインのピンチにかっこよく助けるのが面白いんですよね、それとほら、これ一応エ〇ゲーなんで、要素めっちゃ薄いけど。

服作りたくなる

屋敷での主従生活も素晴らしいがそれだけでは良作止まり。

僕的にもっとも評価しているのがこの服飾要素。

主人公は服のデザイナーを目指してこの女学園に入学したのでガッツリやります。

その辺のノベルゲーでは例え舞台が専門学校でもその設定を生かしきれず、空気だったりしますが、

シナリオライターがその道の専門校に通ったこともあり非常に細かく描写されます。

そこに才能に絶望したり、努力したり、学んだり悩んだり、ほんとリアル…かは知らないですが描かれていてもの凄く引き込まれます。

そして服飾に関する知識も増えてきて、主人公の血のにじむような努力を追体験したことにより、この作品を終えた後の感想は「あー俺も服作りてぇ!」でした。

これマジやばい。

もともと「自分で作れるものは自分で作る」が信条の僕にはクリティカルヒット。

まあそんな技術はないので無理ですが努力すれば出来そうなところが憎いです、

もしこれを小学生中学生時代にプレイしていたら僕の人生大きく変わっていたかもしれないほどの影響力を与えられました。

最近だと「[まとめ買い] ランウェイで笑って""” target=”_blank”>ランウェイで笑って」というマガジンの漫画とかもファッションデザイナーを目指す話で、この「つり乙」のおかげでハマりましたが、

こと服作りてぇ欲求に関してはランウェイもなかなかですがつり乙には敵いません ※個人的の主観です。

まあそんなわけで僕としてはこの作品、小中学生にこそやって欲しいわけですよ。

何人かは本気で服飾関係を目指すと思うんですよね。

が、しかし、これはエ〇ゲー。

一般版がPS4で出てるとはいえ世間様には大っぴらに顔向け出来るものではない。

なんと勿体無い、これほどの作品が、これほど将来に影響を与えそうな作品が大人にしかできないなんて…!

まあ女装して下僕になって百合したりかなり性癖歪みそうなんでその辺は子供には触れさせられないんですが。

この感情は墓まで持っていくしかないんだろうなぁ、もし自分に溢れるほどの金があったらルナルート一本に絞ったアニメ作ってもらうのになぁと妄想するこの頃。

主人公の実家関係が面白すぎる

主人公は世界的な大財閥、大蔵一族の血筋です。

主家の次男なのでかなりの上流、ただし妾の子なので冷遇されています。

この華麗なる大蔵家、学園の理事だったりいろいろと関わってきますがこれがめちゃくちゃ面白い。

いや笑えるというわけではなく、一つの上流階級のお話として物凄く引き込まれす、といっても深く関わるのはつり乙の続編「乙女理論とその周辺 -Bon Voyage- – PS Vita""” target=”_blank” rel=”noreferrer noopener”>乙女理論とその周辺」でですが。

苛烈で才能至上主義だが認めたものには敬意を表する兄、一族から溺愛されるが人間不信になり引きこもりの妹、当主の座を狙う傍流の従兄弟……

それぞれが高い才能を持ち、一族の会社を経営したりパトロンになったり事業を立ち上げたり、そのマネーパワーは留まることをしらない。

最初は才能至上主義で凡才嫌いの兄がラスボスですが、それに認められブラコンを開花させてからが本番、

家族として、兄と妹と共にこの理不尽な家に立ち向かっていく、という話が服飾要素とは別に繰り広げられ、これがサイコーに面白い。

続々でてくる従兄弟たちがもうみんな良いキャラしてる、全ての才能を持つという一族なので有能な憎めない敵として登場します(しかし主人公は女装してるので気づかれない)

そして次期当主は誰がなるのかとか、あのヒロインは親族の隠し子だとか、事業がどうのこうの、

こういう上流階級の話、大好きです。

モチーフは華麗なる一族。

ちなみに主人の桜小路家より大蔵家の方が格上。

キャラクター所感

小倉 朝日/大蔵 遊星 主人公 アイルランド人とのハーフ、妾の子として迫害されて育ったが兄のイオンに拾われ、大蔵家に仕えることになりいろいろ英才教育を受けたため非常に高性能な紳士を目指しているメイド。もの凄い善人でもの凄い前向き。死にそうなときに助けてもらったデザイナーのスタンレーに憧れデザイナーを目指すが才能はあまりなく苦しんでいる、主人のルナと出会い新たな才能を開花させていく。

桜小路 ルナ メインヒロイン 名門桜小路家の娘だがアルビノだったため迫害されて郊外の屋敷に隔離されている。株で大当たりしアプリの会社を作ったりして没落気味の実家をしのぐ大金持ちとなったが変わらず少数のメイドと郊外の屋敷に住んでいる。お金に余裕が出来たのでかねてからの夢であるデザイナーを目指しフィリア女学園に通う事にする。物凄い才能の持ち主で高いカリスマ、絶対の自信、従者に対する優しさ、若干のサドッ気を持ち従者の朝日をコロコロしたりコロコロされたりする。

大蔵 里想奈 妹 幼いころに助けられてからブラコンをこじらせている異母妹。大蔵家本流の高い才能を持つが、その異常な「人を見る目」のせいで人間不信となり引きこもるようになる。迫害されている主人公の唯一の味方。でも女装するよう勧めたりした元凶。一作目ではサブヒロインだったが続編でメインヒロインとなった。

大蔵 衣遠 兄 大蔵家本流の長男で主人公の異母兄。世界的なデザイナーでもあり、大蔵家の関連会社のいくつかを大成長させた凄腕の事業化でもあり、大蔵家では絶大な権力を有している。大変厳しい性格で才能至上主義、才能あるものは手厚くもてなすが無いものには豚を見るような目で見てくる。冷酷で罵詈雑言がデフォルトだが実際は家族というのを誰よりも大事にしている。デレると厳しい言葉とは裏腹にそのマネーパワーでなんでもしてくれる、なんでも。ギャルゲーの男キャラなのにとんでもなく大人気なキャラ。

スタンレー デザイナー 衣遠と同期の世界的デザイナー。幼いころ主人公を助け強い影響を与えた。芸術家特有の奔放な性格でよくいなくなる。

月に寄りそう乙女の作法

そんなわけで紹介してきました「月に寄りそう乙女の作法」

一作品で百合もの、創作スポコン、上流階級もの(続編)、の3つを高クオリティで楽しめる傑作です。

興味あったら是非やってみてほしい。


月に寄りそう乙女の作法 ~ひだまりの日々~ – PS4

原作は18禁PCゲームだけどPSVitaやPS4に移植されてます。


乙女理論とその周辺 -Bon Voyage-限定版 【限定版同梱物】・オリジナルドラマCD ・カスタムテーマ プロダクトコード同梱 – PS Vita

無印で失敗してパリに行ったIFストーリー

こちらも非常に面白い。

あとクオリティそのままで主人公とヒロインの息子がまた女装してメイドする「月に寄りそう乙女の作法2」があったりしますがこちらはまだ移植されてなくリンク張れないのでググってください。

こちらでは1の大人気キャラ衣遠お兄様が衣遠叔父様となって憎まれ口を叩きながら可愛い甥になんでも買ってくれます、めっちゃいいキャラやでこの人。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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