【漫画】「後宮の結び人」が面白い【中華後宮ミステリー】

漫画

こんにちは。

つい先日お気に入りの漫画が最終回を迎えました。

全11話で。

短すぎ……

ほんと好きだったんだけど…せっかくなのでここで紹介します。

というわけで今日ご紹介するのはこちら

後宮の結び人

内容紹介

「後宮の結び人」は「小早川真寛」氏原作「鰍ヨウ」氏作画の漫画。

ガンガンオンラインで連載中。

まずは公式あらすじ

後宮を舞台とした恋愛を描いた小説「後宮純恋譚」。その物語に魅了されたことをきっかけに、本屋で勤め始めた小鈴は、ある日憧れの小説家の担当を任されることになった。その小説家が暮らすという後宮へと挨拶に赴くと、そこで待っていたのは想像していた年上の女性作家…ではなく、次期皇帝と目される皇太子の隆鳳で!? 本と人を結び、事件と謎を結び解く。後宮本格ミステリー第1巻!

読書家で本屋(出版社)で働く主人公「小鈴」と、

担当作家であり恋愛小説家で皇太子の「隆鳳」が、

作品を締め切り内に仕上げるために
後宮の問題をズバッと解決していく話。

中華後宮ミステリー

陰謀渦巻く後宮を、
主人公がその智謀で謎を解いていく、
ぼくの大好きな後宮ミステリーです。

しかも中華風、+50点。

とはいえそんなにドロドロしているわけではなく、

基本優しい世界。

殺人犯を探せ、とかではなく、
不思議な事件がおきて困ってる後宮を解決していく感じ。

解決しても深刻さはなく、
ほわっとハートフルだったりして、
毎回いい話だった、で終わる。

そんな謎を解く主人公だが、
作風がライト寄りなこともあり恐ろしいほどハイスピードで解決する。

謎が解けるとこの決め台詞を放つわけですが、

無駄にかっこいいため、
小さい事件で概要だけ聞いた瞬間
このセリフを言った時はあまりの早さに笑ってしまいます。

とにかくテンポが良く、
少しの証拠でも、主人公のデータベースからすぐに
事件の関係性を結び付けてサクッと正解をつかみます。

この主人公、あまりにも有能すぎる。

二人の関係性が良い

皇太子は売れっ子恋愛小説家でありながら
本物の恋愛を知りません。

その身分から女性とは一歩引いた態度をとっていましたが、

締め切りを守らないと降格な小鈴は、原稿を貰うためにぐいぐいきます。

皇太子は小説を書くために後宮の雑事を解決させなければならないため小鈴もこれに協力。

そして作品のファンでもあるので出来上がった作品を目の前で読み、
満面の笑みで褒めてくれます。

こんなん……無理やろ。

皇子陥落ですわ。

だんだん恋愛描写も上手くなりますわ。

しかしその辺の女性向け漫画とは違い、
王子からぐいぐい来ることはなく、
なんとなく気になる娘、みたいな感じの微妙な距離感。

けっして露骨な恋愛エピをいれてドキドキさせることなく、

事件後の解決してよかったね、
という空気で二人して微笑む、みたいな。

すっごい良い関係なんですよね。

あきらかに二人くっつくやろみたいな空気だけど、
そんな描写は極力見せないところが実にガンガンっぽい。

短い

そんなほっこり優しい世界をもっと見たかったですが
11話で終了。

ショック……

最終回はいい話でした。。。

いくらなんでも短すぎない?

まあガンガンオンラインには後宮ものめっちゃ多いので生存競争に負けたのか
もともと短期連載だったのか。

残念すぎて辛い。

キャラクター所感

小鈴 主人公 かなりの読書家でありながらその内容をほとんど覚えている。担当編集志望だったが万年写本係だった。この度念願の担当者になれたが原稿を持ち帰れなければ降格と言われて必死。鋭い洞察力と深い知識で謎を次々と解明する。

隆鳳 皇太子 売れっ子恋愛小説作家。隠していたが母親に見つかり妨害のために大量の公務を押し付けられている。あんまり威厳と無い。穏やかで恋愛小説好き。母親に弱い。

皇后 皇太子の母。怖そう。何かと厄介事を持ち込んでくるが、サクッと解決してくれるので主人公のことは認めてる。

後宮の結び人

そんなわけで紹介してきました「後宮の結び人」

後宮の結び人

多分全2巻。

ガンガンアプリやガンガンオンラインのサイトで読めます。

盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ

盲目の織姫は後宮で皇帝との恋を紡ぐ

なろうで連載してた(現在更新停止中)の同作者の小説もどうぞ。

こちらはバタバタと死人が出る。

……はぁ、もっと見てみたかった。

というわけで今回はこの辺で。

ではまたノシ

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