【なろうおすすめ小説】俺は星間国家の悪徳領主!【レビュー】

俺は星間国家の悪徳領主! なろう系

こんにちは。

今回も小説家になろで僕の超お気に入りの作品がめでたく書籍化するので紹介します。

今日ご紹介するのはこちら


俺は星間国家の悪徳領主! 1 (オーバーラップ文庫)

これめっちゃ好き。

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内容紹介

俺は星間国家の悪徳領主!」は「三嶋与夢」氏著のSF(?)勘違いコメディ。

イラストは「高峰ナダレ」氏。

本作は以前紹介した「乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」と同じ作者さんの作品です、この人の小説はどれも面白い。

さてそんな今作ですが、まずは公式あらすじ

星間国家アルグランド帝国――その辺境惑星を治める伯爵家に生まれ、幼くして当主となった転生者リアム。彼は善良さ故に奪われ続けた前世の反省から、今度は奪う側である「悪徳領主」となって民を虐げようとするのだが――
「こんなの搾り取ろうにも、搾りかすも出ねーよ!!」
受け継いだ領地はこれ以上虐げようのない荒れ果てっぷりだった! 虐げても大丈夫なようにと、まずは領地を繁栄させていくリアム。それでもできるだけ悪徳領主らしく振る舞うのだが、何故か民からの好感度は上がりっぱなしで……!?
悪徳領主を目指してるのに名君と崇められちゃう勘違い領地経営譚、開幕!!

こんな感じ。

主人公は転生者、前世ではめちゃくちゃ真面目で良い人でしたが、それゆえに身に覚えのない借金を返し続け、別れた元妻に連れていかれた子供の養育費を稼ぐためボロボロになりながら働き、みじめな生活をしていました。

いよいよ死ぬか、という時「案内人」と名乗る怪しい存在が現れ自分がそんな目に合ってるのは元妻のせいであり、ずっと不倫を続け、さらには子供は自分の子供ではない、と告げました。

さすがの主人公も憎しみに支配され復讐したいと願いましたが既に瀕死の状態。

そこで案内人が次は望みの世界で幸せに生きるといいですよ、と言い無数の星を支配する星間国家に転生してくれます。

そこでは化学と魔法が存在し、貴族制が復活した超未来世界。

領地=惑星というスケールのデカすぎる世界の貴族として生まれ変わりました。

そして主人公リアムは真面目で善良なんて搾取されるだけ、今世では悪として徹底的にうばう側になろうと決意し、立派な悪役領主になろう、と頑張る話です。

不穏なオープニングですが、この世界、とにかくスケールがデカい、デカすぎる。

まず人の寿命が何倍も長い、100歳でようやく学生終了みたいな時間感覚。

そして世界が広すぎる。

地方領主は自分の星を何個も持っている実質的な王様で、農業惑星とかリゾート惑星とか、別荘として惑星一つ使ったりと地球一個で手一杯な我々には想像できないようなスケール。

教育はカプセルに入って数年で完了、ロボットもあるし、戦闘は宇宙艦隊のビームの打ち合い、なのに魔法まであるしエリクサーなんてものもある、とにかく何でもあり。

そんな想像を絶する世界で搾取してやろうといろいろ無駄遣いや意地悪な政策を展開してみますが、

リアムの感覚が地球基準なのでめちゃくちゃ慎ましいように見られ、逆に善政となって領民の高感度は爆上げ、搾取するためにまずは発展させなければいけない、という理由から最初は貧乏だった領地は、どんどん発展していき、リアムの思惑とは反対に希代の名君となっていく、そんな勘違いコメディとなっております。

ところで最初に出てきた案内人、いい人かと思いきや実は極悪人、人の負の感情が主食で、幸福からの不幸が大好物という邪悪な存在、前世主人公の不幸の原因もコイツ。

なのでリアムを幸せな世界に転生させてからまた絶望を味合わせてやろうと計画していました。

そこでリアムを不幸にしてやろうといろいろ手を出すのですが、リアムはそのことごとくを跳ね返し、襲ってきた不幸(凄いお宝をもった盗賊とか)を吸収し、どんどん幸せになっていきます。

そしてリアムは案内人を幸せを呼ぶ存在と勘違いをして、常に感謝の祈りをささげていますが、感謝の感情は案内人にとっての毒で、、、という勘違いされてる主人公にさらに勘違いされている案内人という勘違いスパイラル。

なにか不幸なフラグが建ち(というか主人公は基本物凄い不幸)、それに便乗しようと案内人が登場すると「案内人さんキター!」となる読者の一体感といったらないです。

とにかくスケールがデカく設定も大雑把、どんでん返しの規模が大きく、スカッと爽快、

めちゃくちゃ面白いです。

この作品、作者さんが書籍化済みの連載の合間に、宣伝がてら息抜き用に適当に書いたらしいですが、その適当さが実にいいというか、実力のある人が力を抜くと思いがけない名作が出来る典型とも言えます。

僕も(実力があるとは言えないですが)仕事用の本気曲作りの息抜きに、適当に作った趣味の曲が凄くいい出来だったことが何度もあるので、よくわかります。

まあこんな零才にわかられても困るでしょうが、この面白さは本物です。

超おすすめです、是非読んでみてください。

キャラクターについて

リアム 主人公 バンフィールド伯爵家の当主。善良さを捨て悪をなそうとするが真面目なのは変わらない。理想の悪役のために努力は欠かさない。基本的にめちゃくちゃ不幸体質だが案内人のおかげで全て幸運へ逆転するので、全て案内人のおかげだと今日も感謝の祈りが止まらない。ハーレムを目指すと豪語するが未だその数は0、そもそも前世のせいで若干女性不信。黄金が大好きで賄賂に黄金を要求するがこの世界はオリハルコンとか存在するので金はめちゃくちゃ安い。犬が好き。

案内人 黒幕(笑) 人の負の感情が大好きな超常の存在。今まで数々の世界を不幸に陥れてきたがリアムにだけは何故か通用しない。逆に力を大量に失ったため何としてもリアムを不幸にしようと今日も案内人さんは暗躍する。

天城 アンドロイド 5歳の時両親が崩壊しかけの領地を捨て出ていった時に選別で買ってもらったメイドロボ。実質母親代わりなのでリアムにとって一番大切な存在(自分好みにカスタマイズしたからというのもある)そして頭が上がらない存在。この世界は人工知能に統治を任せた結果一度滅びかけたのでアンドロイドには差別的。

ブライアン 執事 古くからバンフィールド家に仕える執事。昔冒険者を目指したり経歴かコロコロ変わる人。よく泣くので頭が上がらない人その2.リアムを筆頭に今後増えていく濃すぎるメンツに胃を痛めてる。ツライアン。

安士 師匠 リアムの剣の師匠。どうしようもないクズの詐欺師だが案内人の策によりリアムの剣の師となった。適当に動画で見たことをリアムに教えてみたらリアムがとんでもなく強くなった、リアムには非常に尊敬されているが真実を知ったら殺される、とビクビクしている、一閃流の開祖にして世界最強の剣士、とはリアムの談。

アヴィド 機動騎士 リアムの愛機のロボット。基本戦闘は宇宙なのでこれで戦う。先々代が使っていた古い型で、今では主流がオート操作なのに未だマニュアル操作で扱いが難しいが使いこなせれば強い、という主人公機。かっこいい。

クリスティアナ 姫騎士 どこかの星の姫騎士だったが宇宙海賊につかまり非人道的な目にあっていたがリアムによって助け出された。ハーレム要員かと思いきや、行き過ぎた忠誠によりよく暴走する、優秀だけど残念過ぎる部下として扱いは雑。

俺は星間国家の悪徳領主!

そんなわけで紹介してきました「俺は星間国家の悪徳領主!

待望の書籍化第一巻は7月25日発売です。


俺は星間国家の悪徳領主! 1 (オーバーラップ文庫)

めちゃくちゃ面白いので今後の展開も期待ですが、

スケールがデカすぎるためアニメ化は難しそうだなぁ

下手な所が作ると大ゴケしそうだけどお金のある所ならとんでもない名作になりそう、と勝手に思ってます。

アニメ化の際は宇宙戦争やロボットに定評のあるところでお願いします、気が早いかw

それくらい大好きなので是非売れてほしい、あ、でもSF特有の細かい設定が好きなSF警察は見ないほうがいいかも、なにかと大雑把なので(笑)

力を抜いて楽しみましょう。

というわけで今日はこの辺で。

ではまたノシ

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